東北さくらライブプロジェクトさんのFBより~サミット最終レポートhttps://www.facebook.com/sakuraliveproject?fref=ts 【シリーズ・東北さくらサミットレポート_さくらサミット】 (写真5枚) さて、数日間間が空いてしまいましたが、「東北さくらサミット」レポート、ファイナルとなる本日は、イベントの締めくくりとして行われた、4団体によるトークセッション・「さくらサミット」についてです。
イベントの最後のプログラムとして、岩手・宮城・福島の植樹団体、そして私たち東北さくらライブプロジェクトの代表者によるトークセッションを行いました。
司会は、多忙な中駆けつけてくださった、ラジオパーソナリティの河村由美さん(https://www.facebook.com/yumiyumick)。 K-mix(静岡エフエム放送)などを中心に活動する一方、復興支援の活動へも積極的に参加されている、私たちにとって大変心強い“プロ”の方です。 河村さんと、今回のイベントの仕切りを担当した東北さくらライブプロジェクト・久保の…2人が進行役として、4人への質問をしていきます。
まずは「東北さくらライブプロジェクト」の共同代表・澤向によるプロジェクトの活動紹介。 直接的に植樹活動を行うわけではないものの、震災の風化を防ぎ、それぞれの団体が目標を達成するまで息の長いエールを届けるべく集まった「東北さくらライブプロジェクト」の活動趣旨の紹介や、小田和正さんとの出会いからコンサートが開催されることになった経緯などをお話ししました。
その後は主に、植樹3団体の代表者のみなさんへの質問やクロストークの時間へ。
まずは「各団体間で聞きたいことなどは?」の問いに対し、国土交通省や自治体を巻き込みながらプロジェクトを進めている福島へ、そのノウハウに関する質問が。
吉田さん(ふくしま浜街道・桜プロジェクト)の「うちの場合、震災前から長い年月をかけて築いた関係性があることが特徴です。国土交通省の日本風景街道に認定を受けていたり、子供たちとの事業を通し何年も一緒に活動してきた信頼関係が、現在につながっています」という発言に大きく頷く他の3人。
桜野さん(さくら並木ネットワーク)からは、プロジェクトのスタンスを端的に表した発言がありました。 「私たちさくら並木ネットワークが“ここに桜を植えたい”ということはないんです。あくまでも地元の方、現地の方が“植えたい”と望まれることがすべての始まりです」 「植えた場所の方々が手をかけてくれなければ、どうしたって桜は育ちませんからね」 植えて終わりではない桜の木。 その将来への思いが随所から伝わります。
また、「(資金以外で)欲しいものというと、なんでしょうか?」との質問に、少し考えた後「信頼です」と答えた岡本さん(桜ライン311)。 近い将来、市の開発計画が定まった時に、津波到達地点の地権者の方や土地を管轄する自治体が「桜ライン311のプロジェクトに、桜を植えさせよう」と思ってもらえるように、しっかり運営して信頼を得たい…と。 それに対して福島の吉田さんからは、「でも、もう陸前高田市から、何かあれば声がかかる状況ができていますよね。それは間違いなく信頼関係が築かれている証拠ですよ」と温かい声がかけられていました。
一堂に会することで、改めて、植樹に取り組む3者の違いが明確になった今回のサミットでしたが、スタンスやアプローチは違えど、根本的なところ、そしてめざすところは同じなのだと感じる瞬間も、また同じくらいありました。
継続は力なり。 「みんなで前を見て、続けていくこと」を確認し合ったトークセッションとなりました。
・・・
さて、連日お送りしてきたサミットのレポートもこれにておしまいとなります。
小田和正さんの楽曲「その日が来るまで」に合わせた植樹写真のスライドショー。 「明治安田生命 presents 小田和正コンサート『その日が来るまで』」の写真パネル展示。 冬の足音が聞こえてきそうな仙台で、ひととき春の桜に思いを馳せつつ暖まってもらえたら…との思いで企画した桜茶のふるまい。 各団体の紹介ブースや、グッズ販売などなど。 ここでレポートした他にも、さまざまな内容を盛り込んだ6時間のイベントでした。
初の試みということで、すべてが試行錯誤、課題も反省もありましたが、終了後に「とても勉強になりました」と声をかけてくださる方もいらして、このような発信の必要性を改めて認識したイベントでした。
すぐに結果が現れたり、目に見えて広がったりするものではありませんが、できることをコツコツと続けていくことで、東北の春に桜が咲き誇るよう応援したい。 その思いを新たにした「東北さくらサミット」となりました。
毎度の長文にもかかわらずお読みくださったみなさま、本当にありがとうございました!!
イベントの最後のプログラムとして、岩手・宮城・福島の植樹団体、そして私たち東北さくらライブプロジェクトの代表者によるトークセッションを行いました。
司会は、多忙な中駆けつけてくださった、ラジオパーソナリティの河村由美さん(https://www.facebook.com/yumiyumick)。 K-mix(静岡エフエム放送)などを中心に活動する一方、復興支援の活動へも積極的に参加されている、私たちにとって大変心強い“プロ”の方です。 河村さんと、今回のイベントの仕切りを担当した東北さくらライブプロジェクト・久保の…2人が進行役として、4人への質問をしていきます。
まずは「東北さくらライブプロジェクト」の共同代表・澤向によるプロジェクトの活動紹介。 直接的に植樹活動を行うわけではないものの、震災の風化を防ぎ、それぞれの団体が目標を達成するまで息の長いエールを届けるべく集まった「東北さくらライブプロジェクト」の活動趣旨の紹介や、小田和正さんとの出会いからコンサートが開催されることになった経緯などをお話ししました。
その後は主に、植樹3団体の代表者のみなさんへの質問やクロストークの時間へ。
まずは「各団体間で聞きたいことなどは?」の問いに対し、国土交通省や自治体を巻き込みながらプロジェクトを進めている福島へ、そのノウハウに関する質問が。
吉田さん(ふくしま浜街道・桜プロジェクト)の「うちの場合、震災前から長い年月をかけて築いた関係性があることが特徴です。国土交通省の日本風景街道に認定を受けていたり、子供たちとの事業を通し何年も一緒に活動してきた信頼関係が、現在につながっています」という発言に大きく頷く他の3人。
桜野さん(さくら並木ネットワーク)からは、プロジェクトのスタンスを端的に表した発言がありました。 「私たちさくら並木ネットワークが“ここに桜を植えたい”ということはないんです。あくまでも地元の方、現地の方が“植えたい”と望まれることがすべての始まりです」 「植えた場所の方々が手をかけてくれなければ、どうしたって桜は育ちませんからね」 植えて終わりではない桜の木。 その将来への思いが随所から伝わります。
また、「(資金以外で)欲しいものというと、なんでしょうか?」との質問に、少し考えた後「信頼です」と答えた岡本さん(桜ライン311)。 近い将来、市の開発計画が定まった時に、津波到達地点の地権者の方や土地を管轄する自治体が「桜ライン311のプロジェクトに、桜を植えさせよう」と思ってもらえるように、しっかり運営して信頼を得たい…と。 それに対して福島の吉田さんからは、「でも、もう陸前高田市から、何かあれば声がかかる状況ができていますよね。それは間違いなく信頼関係が築かれている証拠ですよ」と温かい声がかけられていました。
一堂に会することで、改めて、植樹に取り組む3者の違いが明確になった今回のサミットでしたが、スタンスやアプローチは違えど、根本的なところ、そしてめざすところは同じなのだと感じる瞬間も、また同じくらいありました。
継続は力なり。 「みんなで前を見て、続けていくこと」を確認し合ったトークセッションとなりました。
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さて、連日お送りしてきたサミットのレポートもこれにておしまいとなります。
小田和正さんの楽曲「その日が来るまで」に合わせた植樹写真のスライドショー。 「明治安田生命 presents 小田和正コンサート『その日が来るまで』」の写真パネル展示。 冬の足音が聞こえてきそうな仙台で、ひととき春の桜に思いを馳せつつ暖まってもらえたら…との思いで企画した桜茶のふるまい。 各団体の紹介ブースや、グッズ販売などなど。 ここでレポートした他にも、さまざまな内容を盛り込んだ6時間のイベントでした。
初の試みということで、すべてが試行錯誤、課題も反省もありましたが、終了後に「とても勉強になりました」と声をかけてくださる方もいらして、このような発信の必要性を改めて認識したイベントでした。
すぐに結果が現れたり、目に見えて広がったりするものではありませんが、できることをコツコツと続けていくことで、東北の春に桜が咲き誇るよう応援したい。 その思いを新たにした「東北さくらサミット」となりました。
毎度の長文にもかかわらずお読みくださったみなさま、本当にありがとうございました!!